夜盗虫の写真帳Part2

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2017年 10月 11日

HEUIBⅡフィルターの効果



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↑HEUIBⅡフィルターファーストライト(ケフェウス座IC1396)/2017,10,11 宇根山
FSQ106ED+645RD+EOS6D(SEO-SP4),ISO1600,30分露出(3分×10枚コンポジット)
Rao2でダーク補正,ステライメージでコンポジット,PhotoshopCCで化粧直し

月の出まで何とか2時間程度撮影できそうなので、
HEUIBⅡフィルターのテストのため宇根山に出かけた。

本日は10月とは思えない位気温が高く地平線近くはかなりもやっており、
少しでも標高を稼ごうとひさしぶりに宇根山頂上(標高約600メートル)に機材を構えた。

何とか天の川も見えるし、
2時間あればそこそこ撮影枚数は稼げるだろうと思っていたらおおまちがい!

10ケ月ぶりのFSQでの撮影という事で、
すっかり手順を忘れており難渋苦行の2時間となった。
※家で仮組み立てして演習したのに・・・Mさんご教示ありがとうございます!

結局ものになったコマは20枚弱だった。

まあ何とかテストできたのでよし!!
(。-∀-) ニヒ

moreに気付きを掲載したので興味のある方はどうぞ。

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↑HEUIBⅡフィルターあり(左)、なし(右)の画像
RAWデータ調整なしの1枚画像

現場でフィルターの交換は難しい(しない方がよいと思います)ので、
同じ望遠鏡で昨年撮影した同じ被写体(IC1396)同じカメラ・3分露出で比べてみた。


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↑HEUIBⅡフィルターあり

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↑HEUIBⅡフィルターなし

ヒストグラムを見るとHEUIBⅡフィルターありの方は、
赤カブリが解消されバックもほとんどニュートラルグレーに近い。
※ほんの少しGがとびt出ているような気がする。

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↑少しだけ画像処理してみた(1枚画像)

RAW画像を見ただけではHα光のSNがどの程度良くなったか分からないので、
両方画像ともフォトショップのレベル補正で、
バックグラウンドの色ーと濃度のみ調整。
※星雲の色やバックグラウンドのカブリ補正・強調処理等については行っていない。

同じ望遠鏡+カメラとは言え、
撮影地と空の状態(今回の方が悪い)が異なっており、
厳密な比較とは言い難いが、
HEUIBⅡフィルターありのほうがHα光の濃淡がよく出ており、
コントラストが上がったような気がする。
どちらにしてもカブリ補正や色調整は断然やり易くなった。

追伸)トップ画像右下隅近くにある非常に鮮明な赤い点は、
Sh2-128です。ゴミとか輝点ノイズではありません。


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by yotoumushi555 | 2017-10-11 20:20 | アイテム | Comments(2)
Commented by hiro-2415 at 2017-10-11 21:32 x
流石にFSQ106EDの絵の雰囲気です。30分露出にも係わらずHEUIBⅡフィルターのコントラストで素晴らしくHαのウネウネが表現できていますね。長時間露出がいらなくなりそうですね。私も欲しくなりました。
県北での結果も知りたくなりました。
Commented by yotoumushi555 at 2017-10-11 21:45
hiro2415さんへ>
HEUIBは中々面白そうですが、
せっかくなので光害のない県北で時間をかけて(F5,530ミリ)で撮りたいですね。


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