夜盗虫の写真帳Part2

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2016年 09月 16日

私のフラット作成方

d0343591_20572990.jpg
アンドロメダ大星雲(M31)/世羅西町
FSQ106ED+645RD(380mm,F3.6)+EOS6D(SEO-SP4),ISO1600,3分露出
Rap2でダーク・フラット処理、PsCCでお化粧
※フルサイズノートリミングの1枚画像。

フラット作成についてはベテランさんのブログ記事等を参考にしながら手探りでやっていますが、
どのページを見ても今一つ具体的な方法(常識なのかも知れません)が載っていません。
撮影光源ひとつとっても曇り空であったり、
青空でも良いと言う方や、有名なNYさんはLEDと言うように様々です。
いろいろやってみるのですが、
いまひとつフラットが合いません。
ヾ(。`Д´。)ノ彡

という事で、
今までは仕方なく破たんした部分をトリミングしたり、
画像処理を少し控えていました。
しかし、
今回作成したフラットは完璧(自分的には)に近く、
思うように画像処理できました。

たまたまかも知れませんが、
自分のための備忘録としてブログ掲載することにしました。

d0343591_22133565.jpg
↑フラット処理していない画像。
※上下にミラーボックスケラレ、右にゴミによるムラがあります。
その他中心部と周辺でも若干バック濃度に差が・・・

d0343591_22133056.jpg
↑今回作ったフラットによる処理後の画像
※ミラーボックスケラレは勿論、ゴミによるムラも消えた。
バック濃度はほぼ均一のような・・・

はたしてこの方法が正解なのか?ですが、
Moreに今回のフラット作成方を記載したので、
興味のある方はご覧ください。

でも、
なぜうまくいったのか理屈が良く分からないので質問は無し!
b( ゚∀゚ ) ニ゙ッ





下のライト画像(天体撮影)のヒストグラムを見ると、
赤が極端に右に寄ってカブっていますが、
IR改造なのであたりまえです。
良く見ると、
撮影の初めに比べ撮影終了時にはヒストグラムがわずかに左に寄っています。
天体の高度が高くなりカブリが少なくなるで、これはあたりまえですね。
d0343591_14272648.jpg
次に、下の三つは家に帰って撮影したフラット画像(曇天・乳白色のプラ板で減光)ですが、
天体撮影画像と比べRGB各ピークの配置は似ていますが、
すそ野が狭くてとがっており形は異なっています。
このことはピークの位置が同じでも輝度のトータルは異なるということと思いますが?
このフラットでは補正がうまくいかないと思っていました。
事実イマイチうまくいきません。

某ブログに「Rap2はベイヤーマージと言う方法でフラットフレームのRGB照度比を合わせるため、
光源はムラのないものなら薄明・曇天・EL板等なんでも良い。
RGB照度比率が撮影画像と大幅に違っている場合は、
RGBごとの必要とする照度を得るためフラット画像の撮影枚数が増える。」
とありました。

イマイチ良く分かりませんが、
ライト画像は複数枚合成する方が良いみたいです。
撮影したヒストグラムの形が撮影画像と大幅に異なっていることは、
ピークが一致してもRGB照度比率は大幅に異なるに通じると推察。
※照度はヒストグラムの形(面積)で異なると思います。
ヒストグラムの形をライト画像に近づけることがベストと思いました。

これを解決するためには、
露出を変えたフラット(ピークが前後に移動したもの)を合成すれば、
ヒストグラムが膨らみ撮影画像のヒストグラムに似てくるのではと考えました。

具体的には、

①フラットフレームの撮影                              
 曇天・WBは太陽光・ナチュラル・ISO100・露出補正+2~-2(1/3目盛りで複数枚撮影)
    ※ムラ防止のため今回はカメラを90度づつ回転させながら撮影。             
※ミラーアップ撮影は絶対条件。                        
 ※光学系はできるだけ撮影時同様。(延長フード・レディユーサー・ピント位置)   
    異なるのは気温と露出時間(できるだけ低速で)だけ。                
②フラットフレームのダーク撮影                          
今回は露出補正+1・0・-1で複数枚撮影。                    
         ※これを加えないと間違いなく加補正のライトフレームになります。                 
③フラットフレームの選択                             
撮影したフラットフレームの内からライト画像のピーク位置が最も似ている画像を選ぶ。
※ライト画像の初め(露出開始時)・中・終り(露出終了)のそれぞれに近いもの。 
④あとはRap2でダークの作成(合成)、フラットの作成(合成)を行い、できたRDKファイル
でフラット補正する。                              

以上ですが、言葉で書くと面倒ですね。

( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!   


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by yotoumushi555 | 2016-09-16 16:34 | 画像処理 | Comments(6)
Commented by dr_piano at 2016-09-16 23:27
こんばんは!
私はフラット処理が上手くいったためしがありませんので、まずは今回の処理後の画像の素晴らしさに驚いています!
フラットの露出補正に幅を持たせ、さらに細やかな段階露出で対応させるのですね。
ところで今の一番の悩みの種は、アポゾナーによる周辺減光の多さなのです(F2.8に絞っても私のフラット技術では対処出来ません)。
今回のようなヒントを公開して頂き、本当に嬉しいです^^
そしてまた、いろいろ教えて下さい♪
Toshi
Commented by yotoumushi555 at 2016-09-17 10:14
dr-pianoさん>
これが正解かどうか分かりませんが、試していただければ幸いです。
Commented by Kuma-san at 2016-09-17 14:13 x
こんにちは。
私は現在LEDでフラット撮影してますが、この前までは薄明の空に向けて撮っていました。
その時は空が刻一刻と明るくなっていくのでヒストグラムがズレていきましたが問題なくフラット出来ていました。
LEDにしてからイマイチ合わないんですよね。

私のはISOも撮影時と同じにしています。
変えるのはシャッター速度だけですね。

しかし、フラットがばっちり決まっていますね。
参考にさせて頂きます。

Commented by yotoumushi555 at 2016-09-17 18:18
kuma-sanへ>
コメントありがとうございます。
バックカブリによるピークの位置は関係なくて、
ヒストグラムの形にヒントがあるようですね。
何となく見当がついたような・・・
Commented by 星船 at 2016-09-17 23:10 x
フラットってうまくいかないのです。フラット補正をした画像がしない時と比べて変わらなかったり、かえって乱れたり、全然だめなのです。しばらくフラットは諦めていたのですが、参考にさせていただきまして挑戦してみます!
Commented by yotoumushi555 at 2016-09-18 11:40
星船さん>
大勢の方がフラットで悩まれているようです。
自分もその一人ですが、手探りで色々やってみる他ないみたいですね。


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